スマホページの表示速度改善の取り組み

最近、主要キーワードの順位が下がっていることに気付きました。調べてみると、Googleサーチコンソールで「INP(操作応答の遅延)」の指摘が出ており、スマホ版の操作体験(UX)が評価に影響しているようでした。

ボックスストアのモバイルページは、自動レスポンシブではなく、画面幅を検知して切り替える完全自作の固定幅ページです。昔ながらの構造を保ちながら、更新を積み重ねてきましたが、近年のGoogleは「速くて気持ちよく操作できる」ことを重視する傾向が強まっています。いわゆる“Core Web Vitals(ウェブ重要指標)”の評価軸が年々シビアになっているのを感じます。

見た目をスマホっぽく整えるために導入していたハンバーガーメニューも、実際にはスクリプト負荷を高め、表示を遅らせていたことが分かりました。思い切ってこれを撤去し、コードや画像の読み込み方法を見直したりました。

途中、ChatGPTのハルシネーションでサイトが壊れかけたりにしましたが、最終的になんとかかんとか、スマホページのスコアは60点台から90点台後半へと大幅に改善。

こうした対応は、単なるデザイン修正ではなく、「Googleが現在重視している評価基準」に沿って見直す作業です。ChatGPTの力は借りましたが、外部業者に頼らず、自分の手で構造を理解して直していくからこそ、どこがボトルネックなのかを肌でつかむことができました。

合同会社リーフ・アンド・フラワー
代表社員 長岡次郎