普通なら、
自分のところで作った箱の話を書くところだけど、
今回は違う。
Amazonで買った、
市販のドリップコーヒーが入っていた箱の話。

配送用で、陳列も想定された箱。
薄いコートボールに、オフセットの3色印刷。
仕様としては、かなり抑えられている。
でも、それが悪くない。
箱だけを見ると控えめなのに、
中のコーヒーバッグのデザインと、
不思議とちゃんと合っている。

前に出すぎず、
でも足りなくもない。
箱単体としても、
商品として並んだときの姿としても、
よく考えられているな、と思った。

少しずらすと、
上下につながる構造になっているところもいい。
配送のことと、
売り場のこと。
どちらか片方じゃなく、
両方を見て作られている箱だとわかる。
どれも、
美味しいドリップコーヒーの印象を、
静かに支えている。
こういう箱を見ると、
やっぱり思う。
箱は、
主張しすぎなくても、
ちゃんと仕事ができる。
だから、
箱が好き。




